9月以来、まともにツーリングに行けていませんでした。家族の予定やらなんやらで、気づけば季節がひとつ進行。
「そろそろ走りたいな」と思っていたある朝——窓の外は雲ひとつない快晴、最高気温20度。
これは、行くしかない。
娘を幼稚園に送り届け、そのままM2に乗り込み房総半島へ向けて発進しました。
■ 都内の渋滞を抜けて、いざ房総へ
平日の都内は相変わらず混雑。それでもアクアラインを越えさえすれば、風景は一気に“走りの世界”に変わります。
163号線を快走——したかったのですが、まさかのセーフティーカー(※通称・制限速度遵守車)3台と遭遇。
軽快なワインディングのはずが、
まったり163号線に変貌……。
一気に抜き去りたい衝動を抑えつつ、93号線との交差点へ。
すると3台ともマザー牧場へ右折。「ごゆっくり〜」と心の中で手を振りつつ、私は鹿野山の九十九谷展望公園へ向かいます。
■ 九十九谷で景色を眺めて心を整える
九十九谷はその名の通り、山と渓谷が幾重にも重なる絶景ポイント。
晴天の今日は、遠くまで見渡せる澄んだ景色。
しばらくぼーっと眺めて“走りスイッチ”も完全オン。
再びM2へ乗り込み、ワインディング天国の房総を堪能します。

■ 房総と言えば、この道。88号線の魅力
93号→465号→88号線と進みます。
この88号線こそ、「房総に来る理由」と言ってもいいほどのお気に入り。
高低差の少ないワインディングが一定のリズムで続き、
走っていて気持ちがいい。
と思えば突然1.5車線のタイトな山越え区間が現れ、
路面が変化し、コーナーの種類も増え、飽きる暇がない道です。

ここを南下して安房グリーンラインへ。
こちらも相変わらずの快適ワインディング。
以前より路面のうねりが増えた気もしますが、走りには問題なし。
そして何よりありがたいのが——
観光地が近くにない=観光車両ゼロ。
地元の車はみんな速いので、むしろ走りやすい。これが房総の魅力だと思います。
■ 名倉海水浴場で海を眺めて一息
そのまま南下し、名倉海水浴場へ立ち寄り。
ここで海を見ながらしばらくぼーっと。


冬でも比較的暖かく、天気が良い日は最高の休憩スポット。
今日はぽかぽか陽気で風もカラッとしており、つい長居してしまいました。
■ 帰り道は“お疲れケア”。君津の湯へ
もっと走りたい気持ちはありましたが、そろそろ帰らねばなりません。
ただ、少し疲れを感じたので、127号線沿いのスーパー銭湯「君津の湯」へ寄り道。
ここは地元のお客さんで常に賑わっている温泉で、派手さはないものの、なんとも落ち着く“良い銭湯”。以前、別のスーパー銭湯がガラガラで寂しかった分「ここは理由があるな」と納得しました。
■ 久々のツーリングは、心も身体も気持ちよく疲れる
帰り道はアクアライン渋滞ゼロ。夕方には家に帰り着きました。
久しぶりにしっかり走ったので、
目と腕にほんのり疲労が……
やっぱり定期的に走らないとダメですね(笑)


管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。

いいなぁ快走ツーリング
前回の箱根〜山中湖がペースカーだらけで不完全燃焼でした。
バッタくんさん
房総は有名観光地が無いので、交通量が少ないのがいいですね。
雪もほぼ降らないので道の状態も良好ですよ!