私は基本的に自分でメンテナンスをしていますが、オイル交換は基本中の基本。YouTubeや知り合いの整備士に学び自分で作業しています。NCロードスターのオイル交換についてまとめてみました。
■オイル交換に必要なもの
マツダロードスター(NC)のエンジンオイル交換で用意するものは以下の物です(下抜きの場合)。
- 新しいエンジンオイル
- 新しいドレンパッキン
- 廃油を受け取るトレイ
- メガネレンチ17ミリ→ドレンボルトの開け閉めに使います
- ジョウゴ→なければペットボトルでも代用可能
- パーツクリーナー
- ウエス(ぼろ布)
最低限これだけあれば下抜きでオイル交換は行えます。なお、上抜きというドレンボルトを外さない方法もありますが、私は下抜きで作業を行っています。何となく、下抜きの方が作業している感があるので…
■オイル交換の手順
①車体を持ち上げる
下抜きの場合、エンジン下部にあるドレンボルトを抜いて古いオイルを抜きます。車高が低い車は車体を持ち上げないとドレンボルトにアクセスできません。
私はローダウンジャッキで車体を持ち上げ、馬で支えています。なお、ジャッキですがホームセンターやオートバックスで発売している安物は使わない方がいいです。想像以上に車体が持ち上がりません。どうせジャッキを買うなら40cm近く上がるしっかりしたタイプをおすすめします。
私はアストロプロダクツの2TONの物を購入しました。
②【任意】アンダーパネルを外す
この作業はしなくても構いませんが、NCロードスターの場合、アンダーパネルを外した方が断然作業がしやすいです。アンダーパネルにオイルを通す穴が開いていますが、少し小さいため最悪パネルにオイルをこぼすこともあります。ボルト5本で止まっているだけなので簡単に外せます。
③ドレンプラグを抜く
17ミリのメガネレンチでボルトを緩めます。一度ゆるんだら手でボルトを緩めます。この時オイル受けのトレイを忘れないように!ボルトの緩め方のコツですが、押しながら回転させること。そうしないとボルトが外れる少し前からオイルがドバ~っと溢れ出します。
④ドレンパッキンを新品に交換する
パッキンはアルミ製。締めるときにパッキン自体が潰れることで密閉性を担保しています。このパッキンは再利用できないので新品に交換しましょう。
ちなみにNCロードスターのオイルパッキンは、純正の部品番号が9956-41-400です。一つ100円弱。
ドレンボルトを締めたらパーツクリーナーで付近を掃除します。油汚れをふき取ることで万が一オイル漏れがしていたらドレンからのオイル漏れを疑えます。
⑤新しいエンジンオイルを入れる
さて、ドレンボルトを締めたらエンジンオイルを入れます。
NCロードスターの場合、オイルは4L程度入ります。ちょうどオートバックスでモービル製の5w-30が販売されていたため4L缶を購入しました。
エンジンオイルは様々な種類がありますが、どうも違いが分かりません。安いオイルも高級オイルも散々試しましたがさっぱり…
ネットでは「このオイルを入れたら燃費が改善した」とかありますが、違いが分かる大人になりたいです。
オイルを入れる際はジョウゴがあると便利です。ない場合はペットボトルで代用もできます。少しづつ溢れ出さないようにオイルを入れてきます。4Lすべてを入れずにある程度残ったらオイルゲージでオイル量を確認します。
オイルゲージのLとHの間くらいを示せば大丈夫!なお、5分ほど暖機運転を行い改めてオイル量を確認することをおすすめします。
⑥試走して終了
暖機運転が終わったら付近を試走します。10分程度で大丈夫でしょう。戻ってドレン付近とオイル挿入口からオイル漏れがしていなければ作業終了です。簡単でしょ?
■クルマ弄りは楽しい
オイル交換は基本のメンテナンスですが、やはり自分で作業すると気持ちいです。こうして愛車で楽しいドライブが出来そうです。YouTubeに動画を投稿したのでぜひご覧ください。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。