ボクスターとエリーゼとM2、峠で整いました。

ドライブルート

今日は久しぶりのツーリングへ。走り仲間のしんごさん(エリーゼ)とFさん(ボクスター)、そして私のM2という異なる3台で、春の熱海を目指しました。

ここ最近、仕事や家庭の都合でなかなか走りに行けず、車もなんとなく不満げ。ようやくタイミングが合った今回のツーリング、個人的にも気持ちをリセットするいい機会となりました。


ツーリングの前日は、なぜか寝つきが悪くなる現象。おそらくこの現象には名前がついているはずですが、検索はしていません。

遠足前の子ども状態で、結局4時には起床。まだ空は薄暗く、静まり返ったガレージに向かい、エンジンスタート。M2の冷間時のエキゾーストが近所に響きわたらないよう、慎重にアクセルを踏みながら、集合場所の海老名SAを目指しました。


朝6時。春とはいえまだ肌寒い空気のなか、無事3台が合流。しんごさんのエリーゼは相変わらず走りへの本気度が伝わってきます。ボクスターはしっとり大人の余裕という雰囲気。そして私は、いかにもBMWらしい厚みのあるフォルムのM2で参戦。

少し談笑して出発。ツーリングではこの「集合してから走り出すまでの10〜15分」が地味に好きだったりします。クルマ好き同士の、なんとも言えない高揚感がそこにあるんですよねぇ。


■ 小田原厚木道路〜箱根新道〜椿ラインへ

交通安全週間とのことで、途中の小田原厚木道路では定番の“覆面”を警戒しながら慎重に進行。それでも流れはよく、箱根新道へ。

新道を登りきり、いよいよ椿ラインへ。峠を走るのは本当に久しぶり。椿ラインはタイトなコーナーが続くテクニカルな峠道で、しかも路面状態が非常に良好。気持ちよく走れる数少ない名コースです。

軽量で反応のいいエリーゼ、ミッドシップのバランスが光るボクスター、そしてFRの力強いトルクを活かすM2。それぞれの個性がはっきりと感じられ、走っていてとても面白い。

あまりにも気持ちよかったので、気づけば往復で2周もしてしまいました。走っているだけで、無心になれる。やっぱりこういう時間って、大事ですね。


■ 伊豆スカイラインへ移動、そして絶景

その後、しんごさんの先導で伊豆スカイラインへ。この道は何度走っても楽しい。峠道としての面白さはもちろんですが、何より「景色が良い」のが伊豆スカイラインの魅力。

今日は天気も良く、交通量も少なく、走りやすい状況が続きました。3台で適度な距離感を保ちながら走るこの時間、ただ走っているだけなのに、なぜこんなにも気持ちがいいんでしょうか。

「走るための道」というより、「景色と走りを両方楽しめる道」としては、全国でもかなり上位に入る道じゃないかと思っています。


■ 熱海の第一藤丸食堂でランチ

時間は11時前。さすがにお腹も空いてきて、熱海の「第一藤丸食堂」へ。しんごさんが軽く検索して出てきたこのお店、正直ノーマークでしたが、予想以上に良い店でした。

観光地ど真ん中の立地ながら、地元の人も通うような落ち着いた雰囲気。定食や丼ものが中心で、海鮮メニューも豊富。ボリュームもちょうどよく、朝から走った身体に染みる味でした。

食事中は終始クルマ談義。終わりのないクルマトーク。途中、Fさんと私の仕事業界が同じということが判明し、一気に会話が盛り上がりました。

車って不思議なもので、クルマだけでつながっていたはずなのに、ふとした瞬間に別のところでもつながっていたりする。そんな発見があるのも、ツーリングの面白さですね。


■ 解散、そして余韻

12時前、所用があり私は一足先に離脱。残る2台は再び箱根方面へ戻って峠道を楽しむとのこと。正直、うらやましかったです。

走り終えたあとのあの疲労感と、適度な満足感。そしてほんの少し残る「もっと走りたかったな」という気持ち。それら全部をひっくるめて、ツーリングの醍醐味だと思います。


■ まとめ:やっぱり峠道はいい

今回は短めのツーリングでしたが、濃度の高い半日でした。久しぶりにしっかりと峠道を走り、仲間と走りを共有し、心身ともにリフレッシュできました。

やっぱり、たまにはこうして「好きなことに没頭する時間」が必要ですね。改めてそう実感しました。

しんごさん、Fさん、今日はありがとうございました。 次回はもう少し時間をとって、泊まりでのんびり…なんてのも良いかもしれませんね。

また走りましょう♪

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