最近、我がM2の車内から「キュ、キュ」というきしみ音が出るようになりました。
プラスチックがこすれるような、あの何とも言えない嫌な音です。しかも時速30km以上で段差を越えるたびに発生。気になり出すと、もう運転に集中できません。
妻に後席へ乗ってもらい音の発生源を探してもらうと、どうやら後席のエアコン吹き出し口あたりから。「この辺で鳴ってる気がする」と妻。うーん、どうにもピンとこない。
最初は内装パネルが擦れてるのかと思いましたが、違うらしい。
原因不明のままモヤモヤしていたので、ショップに入庫して点検してもらいました。
原因は…F系あるあるの“あの部品”だった!
点検の結果、原因は「サイドブレーキワイヤーを固定するクリップの破損」でした。
ワイヤーが固定できず、シャフトに接触して“キュッキュッ”と音を立てていたそうです。



どうやらこのトラブル、F系ではよくある持病とのこと。ネットでも同様の事例が散見されました。日本のみならず海外でも事例があるようです。M2に限らず、3シリーズや4シリーズでも同じ事例が多数報告されているようです。
部品自体は1,000円ちょっと。
しかしプラスチック製のため経年で劣化・破損しやすく、交換するにはデフとシャフトを切り離す必要があるという…。この場合、工賃は目が飛び出る金額です。
今回は社外品で対応することに
ショップや信頼する方に相談のうえ、今回は社外品の金属製クリップを装着することにしました。DIYで取り付ける事例もありますが、M2では作業スペースが狭く手が入らないと判断し取付を依頼しています。
マフラーや断熱版を動かして取り付けていただきました。

作業後、異音はピタリと止まりました。今まで気になって運転が嫌になるほどでしたが今はもう快適です。それにしても熱や振動で劣化するのが素人でも分かりますが、BMWはなぜ樹脂製クリップを採用しているのでしょうか。
当該ショップは持ち込み作業不可ですが無理言って作業してもらいました。そのため店名は伏せております。ご対応いただいたお店ならびに相談していただいた方には感謝しております。

管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。


