走り仲間のしんごさんから「来週末走りに行くので、Yujiさんもいかがですか?」とお誘いが。
えぇ、それはもう即答で「行く!」と返信。梅雨の晴れ間を祈りながら、ツーリング当日を指折り数える日々が始まりました。
当日は朝4時起き。
まだ眠る妻と娘を起こさないよう、そっと身支度を済ませてガレージへ。
エンジンスタートと同時にM2の目覚ましボイス(=爆音)にヒヤヒヤしつつ、静かに都心を抜けて東名高速へ。早朝なのに交通量は意外と多く、みんな朝活してるのかしら。
6時集合!駆動方式コンプリート。
集合時間ぴったりに、しんごさん(エリーゼ)、最近走りにハマってるFさん(RS3)、そして今回初参加のIさん(シビック)が続々到着。全員時間厳守ってのが素晴らしい。
今回のラインナップは、FF・FR・AWD・MRと駆動方式が全員バラバラ。車種が違うと走り方も性格も違って、だからこそ面白い。朝からテンション上がります。


ターンパイク箱根〜椿ライン:この道に理由(わけ)あり。
まずは小田原厚木道路を抜けて、ターンパイク箱根へ。
ここは中高速コーナーが続く、いかにも“走り好きの道”。走ってるだけで「生きてるな〜」と実感できます。ただし、調子に乗るとお巡りさんが出てくるので注意が必要です(笑)
そのまま椿ラインへ。タイトなコーナーが続くテクニカルな峠道。
ここは軽快なエリーゼが主役。しんごさんは颯爽と登っていき、あっという間に視界から消えました。
私たち重量級チームは…必死に追いかけるも、姿は見えず(笑)

パーキングで朝の談笑
走った後のひと休み。
空気圧がどうだとか、ショックの減衰がどうだとか、パーツの話が飛び交いますが、冷静に思い返すと「全部マニアックすぎて伝わらないやつじゃないか」という内容ばかり(笑)
でも、この“無駄なようで最高に楽しい時間”が、ツーリングの醍醐味だったりします。
伊豆スカイラインで絶景ライド
次に向かったのは、伊豆スカイライン。
この道はまさに「絶景ドライブロード」。しっかり走れて、しっかり美しい。
早朝の時間帯だったので観光車両も少なく、全車気持ちいいペースで流せました。
駐車帯では富士山がばっちり。乾いた風が吹き抜けて、なんとも言えない心地よさ。
Fさんはここで仮眠。正直、私も寝たかった(笑)

惚れたぜ、127号線。
伊豆スカを南下し、韮山から海沿いの17号線へ。そこから127号線へ入ると…ここが今日のMVP。
景色は控えめだけど、リズムの良いコーナーと路面のコンディションが最高。
短いけれど、クルマとの“テンポの合う会話”が楽しめる道でした。
私はこういう「走りそのものが目的になる道」が、やっぱり大好きです。

戸田の「の一食堂」で海鮮ランチ
10時を過ぎた頃、戸田(へだ)にある「の一食堂」で早めの昼食。
店内は昭和の雰囲気が漂い、窓からは港を一望できるロケーション。
海鮮丼をあっという間に平らげて、その後はちょこっと昼寝。




走って、しゃべって、食べて、寝て――これ以上何を望むというのか。
午後の部:西伊豆スカイラインへ
昼寝から覚めて、後半戦。
再び18号を戻って、今度は西伊豆スカイラインへ。ここは学生時代、しんごさんと何度も走った懐かしの道。



名前の通り、空に近い場所を走るスカイラインは、景色も道も裏切らない。中速コーナーが連続し、リズムよく走れる“ご褒美ロード”です。
終点の「牧場の家」でソフトクリームを頬張りながら、またもやクルマ談義(笑)
皆さん、どれだけ車が好きなんですか…。
湯河原で疲れを癒し、そばで締める
15時を過ぎて、そろそろ帰り支度。
ですがその前に、「嵯峨沢の湯」でひとっ風呂。
ぬるめの露天風呂に浸かると、疲れた体がじんわり解けていく感覚。
もう帰りたくなくなります。2階の休憩室はオシャレ過ぎて男4人には場違いでしたw


夕食は国道135号沿いの「そば季寄 季作久」へ。
海を眺めながらそばをすする。そんな一日があっても、バチは当たりませんよね。


帰路、そしてまた走りたいと思った。
東名のアホ渋滞は奇跡的に解消されており、スムーズに帰宅。
家に着いたのは21:30。朝4時からよく走りました。
でも不思議と「もっと走りたいな」と思ってしまうから、やっぱりこの趣味はやめられません。
おわりに
最近ちょっと仕事に精神面で疲れていましたが、こうして走り、笑い、美味しいものを食べ、風呂に入り――すっかりリフレッシュできました。
しんごさん、今回も先導ありがとうございました。
Fさん、Iさん、またご一緒できたら嬉しいです。
そして、今日走った道たち。
また会いに行きます。


管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。
このルートも温泉ドライブ好きには最高ですね
バッタくんさん
いつもコメントありがとうございます。
走った後の温泉は身体がとろけるようなご褒美でした。ぬるま湯で長居してしまいました。
西伊豆スカイラインはところどころうねりがあるのですが、それを考慮してもまた走りたくなる道ですよ!