M2で流れる風景の中に、少し変わった自分がいた

私生活/所感

M2のエンジンをかけると、あのN55の低くうなる音がガレージに響く。
今日は、どこか遠くへ行くわけでもない。
ただ、車内でひとり、少し前の自分を振り返ってみたかった。


子育てと仕事。うまくいかない日の連続だった

正直な話をすると、僕は要領がいいタイプじゃない。不器用です。
すぐに結果が出る人を見て「いいなぁ」と思ってばかりいたし、仕事でも、子育てでも、なぜ自分はこうなんだろうって思うことが多かった。

言い返せない。
気の利いた返事もできない。
でも、悔しくて、心のどこかでは「何かを変えたい」と思っていた。


成果よりも、“向き合い方”の方が先だった

ある日ふと、娘が泣いている理由がよくわからなくて、
言葉で説明しようとしても、ますます泣かせてしまったことがあった。

そのとき妻に言われたんです。
「答えじゃなくて、気持ちに寄り添ってほしいだけなんじゃない?」って。

仕事でも同じようなことがありました。
言われたことを“こなす”だけじゃなく、
どう受け止めて、どう向き合うかで信頼って変わるんだな、と。

気づけば、考え方が少しずつ変わってきていました。


M2の中で、自分の変化を見つめてみた

この動画では、そんな自分の気づきをM2の映像とともに記録しました。
車のレビューでもサーキット走行でもありません。
ただ、いつものようにアクセルを踏み、
ステアリングを握りながら、今の気持ちを言葉にしただけです。

正直、自分のこういう動画が誰かに響くかはわかりません。
でも、過去の僕みたいに、もがいている誰かの「ちょっとしたヒント」になればいいなと思っています。


クルマは、ただの移動手段じゃなくて自分を見つめ直す“空間”でもある

走っているとき、心が静かになる瞬間があります。
騒がしい日常から少し離れて、
「今、どうしたい?」「どう感じてる?」と、自分に問いかける時間。

そんな時間をくれるのが、僕にとってはM2でした。

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