南東北ツーリングDay2

ドライブルート

朝3時、なぜか目が覚める。二度寝して5時起床。もう寝られないので、今日のルート決めタイム突入。グーグルマップを片手に「この道おいしそう…」と物色。

6時過ぎ、朝風呂でさっぱりして朝食。外を見ると雨がパラパラ。天気予報は「南東北は一日中雨」。昨日の雨で我がM2はドロドロ。今日の雨でさらに汚れることでしょう。

268号線。名道ですよ!
こんな道が無料で走れてしまいます

国道からそれた1号線に入り北上、そのまま268号線へ。両脇を山に囲まれ、霧が立ちこめ、まるで映画のワンシーン。路面は良好でハイスピードコーナーが連続。地元車もいいペースで走っており、こちらも気持ちよくトレースできました。

本当はもっと山沿いルートを走る予定が、誤って国道13号に侵入。雨のせいか交通はスロー、修行タイム突入。21号線にそれて53号→12号線で東へ。12号線は片側一車線×2、道幅広く走りやすい。多少のゴツゴツはあるが良好。スキー場エリアは意外にも観光車多めでにぎやか。

12号線沿い

スキー場エリアを抜けると峠道へ。標高が上がるにつれて木々が減り、視界が開ける…はずが雨強めでお預けです。途中の展望台は霧の中で、トイレ休憩だけ済ませ撤収。東側の下りは急こう配が続き、ブレーキへの負荷をちょっと心配しました。

457号線で北東へ。アップダウン少なめの私好みワインディング。路面は多少のゴツゴツはあるが全体的に快適。朝9時、気温23度。雨の中、窓を少しだけ開け、N55エンジンの音とバブリングを楽しみながら走行します。あぁ、もう最高です。

霧の中突如として現れる電柱

286号線を西へ。大型トラックの後ろでスロー進行。しかし、ほぼすべての車両が並走する山形道に吸い込まれ、私一台だけに。すると、突然1車線の狭い道に豹変しました。路面は良いが大雨で水たまり多数、走るたびM2がスプラッシュ。広い場所で対向車とすれ違えたのは幸運でした。高速道路ができる前は皆さんこの道を走っていたのでしょうか?

市街地に戻ってきて、山形空港近くを北上し36号線へ。交通量少なめで快走、高低差少ない道は頭がスカっとするほど気持ちいい。12時過ぎ、腹ペコ状態で営業中の店を探し「お食事処 一楽」に滑り込み。カツカレーを注文。やっぱりお店カレーはなぜか倍うまい。

しばらくボーっと眺めてました

35号線で北上。奥羽本線と並走する高低差のないワインディング。遅い地元車に一瞬先導されるもサラっとパス。その後も素晴らしい道を無料で満喫。13号→51号→398号→282号へ。51号から282号は車列に捕まらなければ極上。路面は良好、轍やうねりもなし。

お客さんで賑わっていました(ものすごい山奥なんですけどね)
晴れだとこんなにも絶景

282号沿いに突如現れる巨大なこげ茶色の建物。「こんな山頂にどうやって…?」と思ったら須川温泉 栗駒山荘。標高1126m、毎分6000ℓの湧出量を誇る温泉宿。露天風呂は本来、須川高原の大パノラマが望めるはずが、今日は霧の大スクリーンで何も見えず。それでも自然の息吹と温泉パワーをしっかりチャージしました。

東へ進む342号線は1.5車線の狭路。温泉客の対向車多めで、12kmほど(20~30分)神経を使う道。好きな人は楽しいが、観光目的でこの道を走った場合クルマ酔いする人は嫌でしょうねぇ。

もっと奥まで行けるが、クマ注意の看板に…

片側1車線に広がった342号線で橋を渡る途中、右側に崩れた橋を発見。「なんだあれ?」と思い進むと「災害遺構」と書かれた看板があり、近くの駐車場から木道で接近可能のようです。どうやら2008年の地震で地滑りにより崩壊した祭畤大橋で、周囲の道路もぐにゃぐにゃ。災害遺構(←コチラのリンクで動画を閲覧できます)として保存しています。自然の力のすごさを改めて実感しました。

時刻は15時。このままもう一泊することも考えましたが、だいぶおなか一杯に走ったので帰ることにしました。自宅まで約6時間のロングハイウェイです。一関ICから東北道へ入り、那須付近の渋滞を避けて常磐道経由で21時前には都内の自宅に帰宅しました。

1泊2日で走行距離1200km。観光ほぼゼロで道を追い求めるストイックな旅でした。休憩はトイレとごはん、仮眠のわずかな時間のみで他はずっと走っていました。M2は長距離も快適で、機関・操縦系も変化なし。長距離の移動中は、以前の愛車ロードスターより疲労も少なく、BMWの性能を改めて体感しました。

これで3度目となる東北ツーリングでしたが、関東と比べて比較にならないほど素晴らしい道です。頻繁には来られませんが、また機会を作って訪問したいと思います。

最後まで一読ありがとうございます。

また走りに行きますよ!

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