家族でスキー旅行に行くため、トヨタレンタカーでシエンタ（3世代目）を借りました。全く期待していなかったのですが、乗り心地がよくてびっくりです。
レンタカーというとヤリスやアクアなどの小ちゃいサイズが一般的ですよね。しかし、家から雪山までの数時間に及ぶ移動時間や室内の快適性を考えて、大きめの車両を借りることにしました。クラス予約すると当日はシエンタが割り振られていました。登録後1年で走行距離2万キロの個体です。
久しぶりの国産車です。一般道を走ると国産車特有の軽いハンドルに最初は戸惑いました。どうしても我がM2と比べてしまうのですが、指一本で回せるくらい軽いですw また、CVTなのでアクセルを踏んでも中々加速しないのは昔と変わらず。
「あー、国産車だなぁ」とむしろ安心感を感じて運転していました。
しかし、高速道路を走ると徐々に過去の国産車との違いが見えてきました。まず、安定性です。ちょっと前の国産車は120くらいからフラフラして怖いのですが、シエンタは安定しています。トヨタの公式サイトを確認するとどうやら車体や足回りなど総合的に力を入れているようです。
車高が高いので半径がキツいコーナーではロールして同乗者が揺さぶられるようですが、こればっかりいはしょうがないですね。
先ほどアクセルを踏んでも加速しないと揶揄しましたが、それでも1XXキロまではしっかり加速して快適に走ることができました。
今時の車なので追従機能も標準装備です。試すと前の車との感覚だけでなく、ハンドルの修正まで自動で行ってくれまます。半自動運転のような感じですかね。
しかし、このハンドル制御はこまめに舵角修正を行うため小刻みに車体が反応します。故に、酔いやすい人には不向きかと思います。速度の制御だけで十分です。
街中でシエンタを見る機会が増えたなと思っていたのですが、200万円台でこの快適性が買えてしまうのですから納得です。
最近のトヨタ車はしっかりしているのだなぁと思うと同時に、時々最新車両に乗って見ることも大事だと認識しました。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。
