TKクラブさん主催の走行会に参加しました!大雨の一日でしたが貴重な経験です。
TKクラブ
今回はTKクラブさんの走行会に参加しています。走行会や練習会などイベント盛りだくさんです。運営スタッフも手慣れており、初サーキット走行の方や練習に励みたい方にお勧めです。
雨のサーキット走行
今日の天気は生憎の雨模様。雨量は多く、高速道路は80km制限になるほどでした。
朝6時に日光サーキットに到着するとすでに多くの参加者がスタンバイしており、みなさんの気合を感じます。
ゲートオープンと同時になだれ込み、運よく屋根付きピットに止められました。
さて、天気は変えられませんが気分は変えていきましょう。今日はタイムアップよりも雨でしか経験できない車の挙動を体験する日にしました。実際に主催者も「ぜひスピンしてほしい」と言っていたほど。
よく、雨天時は制動距離が延びるやスリップ事故注意など言われます。しかし、一般道を常識ある速度で走っていると正直ドライの時と違いは感じにくいかと思います。
雨だからといってがっかりするのではなく、視点を変えてどうやって楽しむか考えることが大事。
というわけで走行開始。
今日は12分×5本の合計60分を走ります。1本目は路面状況を確かめるべく、安全パイで走行。やはり気温が低く雨で濡れていると滑りやすいです。
全国鈍感選手権代表の僕でもわかるくらいタイヤが路面をつかんでいないのが分かります。370馬力ある我がM2は簡単にスピンしようとします。
そこは電子制御が介入してスピンしないように補正してくれます。電子制御は素晴らしく、1本目は一度もスピンせず走行を終えました。タイムは48-49秒前後です。ドライ時でのベストが44秒でしたので雨天では4秒も遅くなっています。
電子制御をOFFにしてアタック開始!
体を慣らして2本目へ。天気は雨量が多く、気温もかなり低いです。
2本目はスポーツプラスモードで走行します。これは電子制御がOFFの状態(完全OFFではない)。
タイヤが冷えているので加速と減速を繰り返し、ブレーキ→タイヤの順に温めます。
2週の完熟走行を行いアタック開始。
あぁ、もうツルツル滑ります。ステアリングを切るとリアが簡単に出てきます。
↑このリアが滑る感覚をつかめました。これ以上ステアリングを切ったり、アクセルを踏むとスピンします。
滑るか滑らないギリギリを体に身に着けるように周回を重ねます。もはやタイムなんど忘れこの感覚を身に着けようと必死でした。というのも以前千葉県の「ポルシェ・エクスペリエンスセンターTOKYO」でインストラクターが派手なドリフトより、ドリフトするかしないかの状態を維持する方が難しいと言っていました。
もう一つ感じたのは制動距離の長さです。バックストレートからフルブレーキを踏むのですが、まぁ止まりません。盛り土が迫ってくる恐怖感を感じます。で、ここでステアリングを切るとスピンしてしまいます。
雨天時や降雪時の制動距離が長くなることを体験しました。これは大きな収穫だと思います。普段の運転にも生かしたい。
思い切りスピンしてみる
さて、3本目や4本目はちょっと無茶な運転をしてみました。いわゆる急ハンドル・急加速/減速です。
周りに車が居ないことを確認し、コーナーであえてステアリングを切り足したり、アクセルを踏んだりします。
すると簡単にスピンします。
一般道でスピンしたことがないので、スピンした時にどういう操作をすれば良いかを実践してみました。
一般的にはフルブレーキです。サイドブレーキも加えると直良し。
しかし、せっかくのサーキットですから車がスライドしてきたらカウンターをあてて向きを補正したり、スピンした時はむしろアクセルべた踏みしたりしました。
何度か経験するとスピンが怖くなくなります。
景色がゆっくり動くように見え、体がとっさに反応します。今回の走行会ではスピンしたらすぐに後続車がいないかを確認できるようになりました。
このような運転技術は「知っている」と「出来る」は大違いです。実践あるのみ。
肝心なタイムは路面ウェット・雨天で46秒台になりました。
さて、今日のサーキット走行ですがプロのフォトグラファーにお願いをして走行中の様子を撮影してもらいました。これについては後日ブログで詳しく。
では♪
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。