BMWのM2を購入した私。本当はMT(マニュアルミッション)車が欲しかったのですが、購入したのはDCT(オートマ)車。
最初は車はMTに限ると思っていたのですが、最近はDCTもよく出来ていると思い始めています。BMWのDCTについてまとめてみます。
DCTとは
DCTとはデュアルクラッチ・トランスミッションの略。BMWの記事によるとBMWのDCTはMTと同じ構造で出来ているようです。MTをベースにDCTを製造しているとのこと。
そのためAT車で見られるクリープ現象は存在しません。クルマをスタートさせるにはアクセルペダルを少し踏み込む必要があります。
つまりDCTはMT車の面倒な部分を取り除き運転に集中できるようにするものですね。
実際に運転すると確かにMT車だ
ということでDCTはMTをベースに作られています。実際に運転するとトルコン式とは全くの別物です。
特に違いを感じられる時は、
・低速走行時のミッション音
・微かなシフトショック
・N→1速又はRへのシフト操作音
を行うときです。
MT車で低速走行するとミッションから「うい~ん」という音がしますよね。レーシングカーのドグミッションのような音です。BMWのDCTも1速や2速で低速走行するとギヤがかみ合う独特の音「うい~ん」音がします。
続いて変速する時。ほとんどシフトショックは感じられないのですが、減速時に1速に入る瞬間にわずかにショックを感じます。MT車であればドライバーの技量次第でシフトショックが変わります。DCTはほとんどシフトショックは感じられないですが、時々ショックを感じると確かにMTベースなのだと思います。
最後にシフト操作音。これはギヤが動く音ですね。
MT車だとギヤを動かすときに「ガシャ」という音がなりますよね。これに近い音がします。
何よりも変速が速い
何よりも優れていることは変速速度が非常に速いこと。
これはもう人間では追いつけないと思います。電光石火のごとくシフトアップしたりシフトダウンされます。
しかも変速タイミングもちょうどよく、クルマがコースを見ているのではないかと思うくらい。ここでギヤを落としたい時にサッと変速し、ここでギヤを上げたい時にギヤが上がります。
なのでパドルで僕が変速を行う必要が無いんですよね。変速はクルマに任せてしまいます。よって僕はアクセル・ブレーキ・ハンドル操作だけに集中すればよいので理にかなっていると思います。
MT至上主義の方もBMWのDCTを運転すれば考えが変わると思います。
えーと、でもポルシェのPDKの方がもっと優秀です。特に減速はポルシェが超絶速いです。これは別の機会に記事にします。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。