サーキット走行後のメンテ|ボディー編。ピッチタール汚れ・スケール汚れ

メンテナンス/DIY

先日筑波サーキットを走り、ボディーには鉄粉やらホコリやチリなどが付着しました。丁寧に洗車したつもりなのですが、洗車だけでは落ちない汚れがあります。

前回はホイールの汚れを落としましたが、今回はボディ編です。ふとボディーの側面を見ると黒い汚れが付着していました。いわゆるピッチタール汚れです。

ピッチタール汚れを落とす

そもそもピッチタール汚れとは、油汚れのこと。熱くなった道路を走行時、タイヤカス等が跳ね上がった際にボディーに付着します。見た目と触った感じから小さくて黒いガムが付着したようにも見えます。

ピッチタール
ピッチタール汚れ

我がM2はボディー色が黒いため、ピッチタール汚れはそんなに目立ちません。が、白や赤色ボディーの場合、結構目立ちます。サーキット走行する際にはほぼ確実に付着する汚れです。

厄介なのはこれは油汚れなので、一般的なシャンプーでは落ちません。専用の溶剤を使う必要があります。



と、言う訳でピッチタール汚れを落としていきます。使う溶剤はこちら↓

PM-LIGHT
洗車用品専門店GANBASS様の「PM-LIGHT」。油性汚れ専用のクリーナー

洗車専門店GANBASS様のPM-LIGHTというクリーナーです。これは油分汚れ専用の溶剤です。twitterのフォロワーさんからこれで汚れが落ちると聞き、使ってみました。

実はピッチタール汚れには石油系溶剤成分の脱脂剤が一番早くてラクに除去できます。が、結構強い溶剤らしく塗装面がくすんでしまうリスクがあるようです。

油汚れには油性のクリーナーを使うことで塗装面を痛めることなく汚れを除去していきます。

マイクロファイバークロスに洗剤を付けて優しくなでる
ねちょっとした洗剤ですね

使い方は、濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスに液体を付けます。そして塗装面に優しく広げていきます。

この時強くこするのはNG。簡単に傷がついてしまいます。優しく塗り広げることで時間はかかりますが限りなくリスクを抑えて汚れを除去できます。

30~60秒くらい塗り広げたら液体をふき取って終了。詳しい使用方法は同社の商品ページをご覧ください。

同じところを撮影。見事に汚れが消えた!

溶剤をふき取ると、見事にピッチタール汚れが落ちました。凝視しても分かりません。また磨き傷もありませんでした。

時間はかかりますが、リスクを抑え確実に汚れを落とすことが出来ました。汚れを放置するのはあまり良くないと思われるので、こまめに洗浄していきたいですね。

ついでにスケール汚れも落としてみた

油分汚れを落としたら、ボディーのスケール汚れ(雨染み汚れ)が気になりました。これは水分に含まれるミネラル質が付着した物。洗車後にふき取りが甘いと水分が蒸発してミネラル質が残ります。残ったミネラル質は白っぽく見えます。

これも普通の洗車では落ちません。スケール汚れはアルカリ性。一般的なカーシャンプーは中性なので、汚れの方が強いのですね。これはアルカリ性よりも強い酸性の溶剤を使うようです。

ドアノブに見られるスケール汚れ。ここは洗車後の拭き上げが甘かったらしい

ドアノブ付近に光を当てると白っぽい汚れが見えます。これがスケール汚れです。

スケール除去剤のREBOOT

このスケール汚れを洗車用品専門店GANBASS様の「REBOOT」という酸性クリーナーで除去します。

マイクロファイバークロスに溶剤を付ける

マイクロファイバークロスに溶剤を染み込ませ、優しく広げていきます。これはボディーに塗布するとうっすら白くなります。白く反応するのはスケール汚れが付着している証拠のようです。

塗広げていくと…

見事に汚れが落ちた

先ほどまで見えた白い汚れが落ちました。線傷が見えますが、これはドアノブを引っ張る際、爪でひっかいた後と思われます。結構傷が多いですね。

ついでにドアの枠部分も汚れを落としました。このあたりも洗車後の拭き上げを忘れがちなんですよね。

奇麗に落ちました

汚れが結構溜まっていたようで、除去するのに時間がかかりました。ちょっとうっすら白っぽく見えますが、何のよごれか分からず。先程のPM-LIGHT(油性クリーナー)も使ってみました(←さらに奇麗になりました)。


と言う訳でサーキット走行後のボディーメンテナンスでした。今回使用した洗車用品はGANBASSと言う洗車用品店で購入しています。他にもPROVIDEというお店も有名です。

YouTubeでも取り上げられる有名なお店です。汚れが気になる方は是非、お試しください。

今回は以上~♬

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