先日、社外ホイールに交換した際ハブリングを装着しました。どうやらハブリングとホイールが固着してしまい、車体からホイールが外れなくなってしましました。
やっとの思いで外すことが出来ましたので、固着したホイールの外し方と対策を紹介します。
固着したホイールが車体から外れない
アドバンホイールを履いて意気揚々の私。ふとホイールを外そうと思いましたが、外れません。ホイールナットは5個とも外しています。びくともしません。
潤滑剤を塗布したり、タイヤをたたいたりしましたが一向に外れる気配がありません。どうやらハブリングとホイールが固着してしまいホイールが車体から外れなくなったようです。
固着したホイールの外し方
ホイールを取り付けたお店に連絡すると、スタッフはまずは見させて確認させてほしいとのこと。速攻でお店に入庫しました。
お店のスタッフが力を込めてホイールを外そうとするもやはり外れません。
外れてくれ…
ハンマーで叩きますが外れません。
と誰もが諦めかけたその時…
「ボン」という音と共にホイールが外れました。
スタッフさんが車体の下に潜り両足でタイヤを蹴飛ばして外しました(お兄さんありがとう)。スタッフ曰く、ここまで固着した事例は初めてです、と。ハブとハブリングがキツキツな状態で固着したようです。
ハブリングは必要なのか
ハブリングの装着に関しては必要派と不要派に分かれると思います。私は必要派です。
理由は、車体の重さをハブボルトが受け止めるため、ボルトが折れやすくなる(と考える)から。上の画像はハブリングを装着せずにホイールを取り付けた状態です。ハブとホイールに隙間があります。
これではセンターも出ませんし、ハブボルトに車体の重さがかかってしまいます。ハブにも重さを加えるためハブリングは必要だと考えています。
ハブの錆を落としてグリスを塗布する
という訳でハブリングを装着しますが、再度ホイールが固着するのはもううんざりです。対策を講じます。
ホイール固着を防ぐ方法
- ハブとハブリングにグリスを塗布する
- ハブの錆を落とす
まずは、ハブの錆を落とします。金属たわしを使い、ハブの錆を落とします。
次にハブとハブリングにグリスを塗布します。
このグリスですが、薄く塗ることが大切です。ホイールが回転するとグリスが遠心力で飛んでしまい、ホイールやタイヤに付着して汚れてしまうためです。
グリスを塗布したらハブリングにも同様に塗布してホイールを装着します。
アルミのハブリングを装着していましたが、今回は樹脂製のハブリングに交換します。樹脂製のためハブリング自体が錆びることは無いです。しかし、金属製に比べて耐久性は劣るため交換する頻度は高くなるかもしれません。
ということで、固着したホイールは思い切り蹴飛ばして外しましょう。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。