マツダ・ロードスターを保有する私ですが、スポーツカー全般は結構好き。特に輸入車にはやはり憧れます。先日、ポルシェ911(997)に試乗したので備忘録を兼ねて書いてみます。
■輸入車への憧れ
私は、自動車業界のシステム系の会社に勤めています。現在、開発の仕事を行っていますが一時的に営業もしていました。営業なのでお客様(自動車販売店)に行くのですが、都内担当ということもあり輸入車屋の比率が大きかったです。
今迄は輸入車に興味のかけらもありませんでしたが、いざショールームで輸入車を見ると気に入ってしまいます。プライベートなら絶対に入れないだろうお店にも営業なのでヅカヅカと入っていきました。例えば〇億円の車が数台置いてあるお店とかランボルギーニやフェラーリがずら~っと並んでいるお店です。
自然と乗ってみたいという欲望が芽生えるようになりました。
■車は乗ってみないと分からない
今の世は便利なサービスが多数あり、個人カーシェアでは気軽に他人の車を運転できます。たまたまそのサービスのアプリを見ていたら、結構な種類の輸入車に乗れることが分かりました。
ということで早速、試乗予約をしてみます。予約した車はポルシェ911。
私は輸入車の中でポルシェが大好き。おそらく子供のころからプラモデルでポルシェを作っていたり、よく見かける輸入車でもあるので親近感があったのかもしれません。中も911はあこがれの存在。
■いざドライブ♬意外と普通か?
さてオーナーさんと待ち合わせの時間。少し早めに到着して911の到着を待ちます。約束の時間になると向こうからポルシェのシルエットが見てきました。ここで私の心拍数は上がりっぱなしになりました。憧れの車に乗れますからね。
到着したポルシェは911カレラ。ボディ色は薄いグレーのような感じ。いい色です。特に改造もしておらずほぼノーマルだと思います。
オーナーさんから説明を受けていざ運転します。この個体のミッションはAT。パドルシフトは無く、シフトの+とーでギヤチェンジができます。
マフラーはノーマルなのでいたって静か。しかし、リアエンジン独特の後ろから押されている感じは一般道でも感じられました。FRになれていると変な感じです。
■ロードスター乗りの911視点
私がポルシェが好きな理由の一つに、体が車にすぐ慣れる点があります。ロードスターに乗り慣れると他の車に乗った際に違和感しか感じられないこともあります。名の知れた輸入車を運転したときも体に合わずに疲れた記憶しかありません。対して、ポルシェは自分の体にぴったり合って非常に乗りやすい印象を持っています。
この911も例外ではなく数キロも運転すれば、もはや自分の車のようにスイスイと運転できました。しかし、同時に感じたのはスポーツカーっぽさはないかなあという印象。
都内のドライブルートを走り、高速域やカーブが連なるワインディングも走りましたが、なんかフツー。おそらくノーマルのカレラは乗用車の味付けがされているんだと思います。これがGTSやGT3なんかの役物だとスポーツカー要素で固められた乗り味なのかなと思っています。
■買うならどのポルシェか
さて、ポルシェが欲しい私。今のラインナップで買うならポルシェ・ケイマンかな。実はケイマンはレンタカーで何度か運転しており、惚れています。すぐに欲しい(しかし妻の許可がまだ…)。
911よりスポーツカー要素が強かったのはケイマンだと思っています。ケイマンの試乗記は別の機会としますが、欲しいなぁ。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。