ネットで「車 寿命」と検索すると色々な事象事例が出てきます。中には廃車せざるえない状況も…さて、マツダ・ロードスター(NC)は壊れやすいのか、10年10万キロオーナーの私が振り返ってみました。ぜひご覧ください。
そもそも、故障の定義とは何か
そもそも故障とはどのような状態を表すのでしょう。色々定義はあると思いますが、正常でない状態とここではします。つまり、走行に支障をきたす状態や何かが壊れた状態としましょう。
例えば、
- エンジンチェックランプが点灯した
- ○○警告灯がついた
- 部品が壊れた
などでしょう。
一般的にクルマの寿命とは10年又は10万キロと言われており、どちらかを過ぎると故障の確立が高くなると言われています(ホントかどうかはさておき)。
我がロードスターの特徴
さて、一般的な事例はさておき、マツダ・ロードスターは故障しやすいのでしょうか。私の愛車事例ですが振り返ってみます。私の愛車のスペックを改めて紹介します
- 平成19年(2007年)3月式
- グレードはRS、屋根はRHT
- マツダのディーラーで購入
- ワンオーナー
- 購入時はほぼノーマル(オートエグゼのダウンサスがついていた)
- 購入時の走行距離は35,000キロ
- 前のオーナーは定期的にディーラーでメンテを実施
- 購入時のコンディションは問題なし
このような状態の中古車を購入しています。中古車の購入で大事なのは、メンテをしてきたか。どんなに見た目が良くてもメンテを怠ると故障率は高くなるでしょう。購入時はよ~く検討してください。
このように良好な状態な個体なので、故障という故障はほぼないまま10年で10万キロ程度走りました。今の走行距離は13万キロを超えています。
唯一の故障はチェックランプの点灯
こんなにも状態の良い個体ですが、唯一故障したのはO2センサー。これは故障というよりは寿命と判断したほうがよく、ある日エンジンをかけるとチェックランプが点灯しました。すぐにディーラーへ電話をしてパーツ交換となりました。このO2センサーの故障は走行不能になるわけでは無く、おそらく燃費や燃調に誤差が生じる程度です。重大な故障ではないようです。
他に思い当たる故障はなくスポーツカーだからと言え故障しやすいというわけではありません。これは機関系に関して、マツダ車のパーツと共有しているためです。つまり、見た目はロードスターですが部品は他のマツダ車と共有していることがほとんどです。日本車の部品精度と耐久性は非常に高いため壊れることはあまりないでしょう。
長く乗るコツはこれだ!
ここで大事なのは日本車だから壊れないではなく、適切なメンテを行えばという前提があることです。これは少なくても1年に一度はお店に車を持っていき車輌状態の確認をしてもらうことが必要だと考えています。私の場合、購入したマツダディーラーで車検も含めて定期的なメンテナンスを依頼しています。半年に1度の期間で入庫しています。自分でもオイル交換や車輌状態の確認をしていますが、やはりプロにも診てもらっています。
お店の判断で交換すべきと診断されたらすぐにパーツの交換をしており、そのような事前整備のおかげで大きな故障もなくカーライフをおくっていると思います。
ちなみに、私のロードスターは年間1万キロ以上走行して、峠やサーキットなどおそらく過酷な環境で走らせていることを付け加えておきます。
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。