連日の猛暑に嫌気が差し、涼を求め日光を走ってきました。
朝4時、起床。
前日は家族で山中湖へ遠征したため若干の疲れがあります。が、ササっと準備を済ませガレージへ。早朝の東北道は夏休みとは言え流石に空いており、快適に走れました。
朝6時、日光着。
日光ICを降りた目の前にあるエネオスが閉店となっていました。ガソリンスタンドは毎年減っていますが、ここもその波に従わざる得なかったのでしょうか。最近はSSの居抜き店舗を多く見るようになりましたね。
寂しい思いもありますが、気持ちを切り替えて峠道を走ります。まずは169号線、霧降高原道路へ。中速域のコーナーが続き路面は良好。昔は有料道路だったため管理はしっかりしている印象です。
この時間帯なら先導するクルマもほぼ無くマイペースで走れます。マニュアルモードに切り替え、2→3→4速とシフト操作を楽しみながら登ります。窓を開けるとN55エンジンが奏でるサウンドが聞こえます。もう最高です♩
途中の展望駐車場で小休止。朝ごはんとします。ホットサンドを作り雄大な景色を見ながら頂きました。気温も22度と快適で食が進みます。が、アブの群れが集まってきて一時避難。なんとか追いやって車内に入れました。
霧降高原を越えたら245号線で日光市内に戻ります。245号線は1.5車線の狭い道路です。交通量は皆無で、素晴らしい峠道を堪能しました。
この区間でパンクを経験したことがあり、路面の石などには最大限の注意を払い走ります。雨が降った翌日は路面が荒れていますが、今日は幸いにも路面は良好で快適に走れました。
いろは坂を超えて、中禅寺湖スカイラインへ。ここは大した観光スポットが無いため(←失礼)、交通量は少ないです。路面は所々段差があり神経を使いますが、走っていて気持ち良い区間です。展望台で眺めを見たかったのですが、クルマを止めた瞬間にアブの群れがまたやってきてそのまま退散…
イヤイヤ参りました。
日光には観光客が多くホテルのレストランでは朝食を取る方も多く見受けられました。また夏休みシーズンなので小学生を乗せた大型バスが何台も走っていました。遠足で日光とは、良いですねぇ。
さて、金精道路を登ります。
路面はウェット。多少乱暴に運転してもグリップしてくれ安心感があります。金精道路は冬季は閉鎖になりますが、それもそのはずで7月なのに外気温は17度!窓を開けると冷気が一気に車内へ入ります。
マイナスイオンを盛大に浴びて滑走しました。金精道路は高速域の区間がありますが、ここはホント快適です。運転していてニヤニヤしているのが分かりますよw
朝9時。
道の駅尾瀬かたしなの足湯へ。足湯に浸かりながらこの後のルートを考えます。赤城山を超え栃木ルートを走り東北道で自宅までワープする事に。
赤城山を走る前に疲れを癒すためちょっと温泉へ入ろうかとテキトーに調べて、南郷温泉しゃくなげの湯へ。地元の方や観光客で賑わいを見せる綺麗な施設でした。源泉掛け流し?の湯は柔らかく長湯を楽しみました。
その反対側に茅葺き屋根の民家を発見。フラッと中に入ると案内には南郷の曲屋(旧鈴木家住宅)と。1785年に作られたとされる建物は圧巻の一言。今に至るまで管理している事に驚きを隠せません。
今日は蕎麦の提供をしているらしく、いただく事に。地元の紳士淑女らが釜戸で火を焚いて作った天ぷら蕎麦はもう逸品です。素材の味を生かし味付けは控えめ。故に身体に優しいですね。
蕎麦に天ぷら、スイカととうもろこしも付いてお値段800円。
食事を堪能したら、赤城山を登ります。峠道である251号線にはヘアピンが連続する区間があり、私好み。中高速域から一気に減速してステアリングを切り、曲がり、加速していく。この瞬間がたまりません。こんなヘアピンが10回以上あるのですからドライブ好きにはうってつけ。
そう言えば、学生時代にマツダレンタカーでロードスターを借りて、ここのヘアピンで事故ったことを思い出しました汗…懲りない性格ですね。
赤城山を登った赤木大沼周辺には登山客やキャンプを楽しむ大勢の方が見えました。駐車場はどこも満車。夏休みをみなさん大いに楽しんでいますね。ただ駐車場のトイレが汚いので、ここは改修を望むところです。臭いし…
小休止をして、16号線で降ります。16号線はほぼ1車線で勾配のきつい山道。先導車があると忍耐強く辛抱しなくてはいけませんが、今回は完全フリー。途中バイク集団に引っかかりましたが、良いペースで走行してくれたのでストレスなく駆け下りました。
とはいえ、16号線は車で駆け抜けるには狭すぎて退屈です。西側の4号線をお勧めします。4号線はドリフト対策のウェーブ区間がありまともにスピードを出せませんが、16号線よりはマシです。
その後は122号線→15号線を走り東北道の栃木ICからIN。多少交通量の多い中を走り16時ごろ帰宅しました。
と言うわけで、今日は朝4時から12時間走ったことになります(途中トイレ休憩と昼休憩あり)。これだけ走ってもちょっとの疲れだけですから、M2の性能の良さがわかります。
今回のルートは以下の通り。また走りに行きますよ!!
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。