最近つくづく思います。
「Mモデルって、純正のままでいいじゃないか」と。
思い返せば、以前乗っていたロードスターの頃は、あれもこれもとパーツ交換に明け暮れていました。
走りの質感を上げたいとか、音を変えたいとか、いやもう単純に“弄りたい”欲が強かったんだと思います。

でも、M2に乗り換えてからは不思議とその欲が湧かないんですよね。
買った時から吸気系が弄ってある程度で、あとはすべて純正。
そしてこの「純正のまま」が、まあ素晴らしい。もう「これ以上どう弄れと?」という完成度です。


街乗りも、ワインディングも、そしてサーキットまで。
純正のままで十分すぎるほど楽しめます。
もちろんタイムを削るようなガチ勢の方々は別として、私のような“エンジョイ走行組”には、これ以上手を加える必要がない。
Mモデルって、最初から全体のバランスがものすごく取れているんですよね。
下手に社外パーツを入れると、その絶妙なバランスが崩れてしまう。
そしてそれを補うためにまた別のパーツを入れて…という無限ループ。
ロードスター時代はまさにそれを繰り返していました(笑)。
まぁ、Mのパーツが高くて手を出しにくいという現実的な理由もありますが…。
気づけばM2を購入して丸3年。
社外パーツに手を出したい気持ちは、ほとんどありません。
時々ブレーキやエアロに惹かれる瞬間はありますが、最終的にはいつも「いや、これでいいじゃん(純正)」に落ち着く。
それだけMモデルは“完成されたプロダクト”なんだと思います。
下手にいじらず、そのままの姿で楽しむ。
最近は、それこそがMモデルの正しい楽しみ方なんじゃないかとすら感じています。

管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。