栃木ツーリング。走り慣れた日光で、あえて“初めての道”へ

ドライブルート

季節は11月下旬。南関東は雨予報、北関東は曇り時々雨。
ちょうど紅葉が見ごろを終えた日光へ、M2で走りに行くことにしました。

紅葉真っ盛りの時期は観光車両で大混雑し、まともに走れません。
学生の頃から日光を走っていますが、紅葉が終わり積雪へ向かう11月後半こそ、日光が一番「空いている」タイミングだと感じています。


■ 東北道~15号線へ。初めての道との出会い

朝5時台の東北自動車道はクルージング天国。
前走車も気持ちよく譲ってくれて、快調に栃木インターチェンジを降りました。

そこから32号線を北西へ、そして15号線を左折。
この15号線が今回の“当たり”でした。

序盤は平坦で高速域が続きますが、山が近づくにつれ登りのワインディングに変化していきます。
初めて走る道でしたが、路面は良好、車も少ない。気持ちよすぎて「もう一往復したい…」と本気で思ったほど。

このコーナー具合、好きでしょ?
空気が気持ちいい

頂上付近で道は1車線の急坂に凶変しますが、荒れているわけではなく整備もしっかりされています。
落ち葉が路面に絨毯のように敷き詰められており、ミラーを見ると舞い上がっていくのが見える。
ガードレールが途切れる区間もあるため、少し抑え気味で丁寧に登っていきました。

北寄りの1車線区間はちょこっとシンドイですが、それを踏まえても素晴らしい道でした。

15号線頂上付近は1車線区間が多い
ぎゃー

■ いろは坂~金精峠。慣れたルートでも季節ごとに表情が違う

1車線区間を20分ほど走り切り、122号線へ合流。
そこからはお馴染みの「いろは坂 → 中禅寺湖 → 金精峠」ルートです。学生の頃から数えきれないほど走ってきた鉄板ライン。

金精峠は沿道に積雪があり、冬の訪れを告げていました。
路肩の雪を見たら、ちょっと遊びたくなってしまうのは車好きの性ですね。


■ 気になっていた「花咲の湯」へ初訪問

120号線を南下し、以前から気になっていた「花咲の湯」へ向かうために64号線へ。
少し走ると、山間に突然巨大な施設が現れます。

平日料金900円を支払い、大浴場へ。
内風呂・露天風呂・サウナがあり、館内も浴室もとてもきれい。
温泉の温度もちょうど良く、露天では雄大な山々を眺めながらのんびり。つい長居してしまいました。

昔からづっと行きたかった温泉
広くてきれいで快適♪再訪決定
お食事もおいしい
休憩どころにはハンモックも(昼寝しちゃう)

11時になったので館内で天ぷらそばをいただき、そのまま休憩所で仮眠。
温泉も食事も休憩所も揃っている…これは完全に「当たりスポット」
次に日光へ来たら再訪確定です。


■ 62号線で南へ。名所ではないが“走るための道”

しっかり体力が回復したところでM2を走らせ、62号線へ。
この辺りでは赤城山越えが定番ですが、走り屋対策のうねりや、1車線のしんどい区間があり、個人的にはあまり好みではありません。

そこで今回は、観光名所がなく交通量も少ない“迂回として優秀な62号線”を選択。
これがビンゴでした。

一部荒れた舗装もあるものの、テンポの良い上り下りと、リズムよく刻めるワインディング。
今回初めて走る道でしたが、これは“走り込んで自分の体に馴染ませたい道”。
日光は冬季は走れませんので、次は春にまた来たいと思います。

62号線。素晴らしく快適に走れました

■ 下道で4時間。走った分だけ気持ちが整っていく

時間はまだ昼過ぎ。
せっかくなので帰りは下道オンリーで、ナビは使わず地図を見ながら幹線道路を乗り継ぎ、4時間かけて都内の家へ戻りました。

朝5時からずっと走っているのに、不思議と疲れがない。
走るという行為そのものが、最高の癒しだからかもしれません。

今回また新しい道との出会いがあり、走る楽しさを再確認した日光ツーリングでした。

雪で遊んじゃイケマセン!

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