走り仲間のシンゴさんとお台場の新施設である「シティ・サーキット・東京ベイ」に行ってきました。
カートは現代風なEVです。
最新のサーキット施設
お台場にかつて存在したメガウェブの跡地にカート場ができました。広大な敷地にシティ・サーキット東京ベイがど~んと構えます。
施設はメインのサーキット・子供用のサーキット、そしてシミュレーションの主に3つ。他に休憩所やトイレ、シャワー室などがあります。
トイレは清掃員の方がこまめに掃除しておりキレイ。シャワー室も無料で使えるので夏場は助かりますね。手ぶらで来て気軽に乗れるように配慮されており、ヘルメット・グローブの貸し出しもあります(髪ゴムなんかも装備)。本当に手ぶらで遊べます。
これらの施設を見る限り、モータースポーツの門出を広げようとしていることがわかります。いわゆるレジャー施設といえると思います。
施設には駐車場はないので近辺の駐車場にとめるようです(←何気に不便。止める枠はあるのに利用不可)。
料金
料金は(訪問時はプレビュー期間)2時間で6000円でした。なお2時間走り放題ではなく、実際の走行時間は人数次第となります。今回は参加者が非常に多く、6分×3回で回していました。人数が少ないともっと走れるようです。
土日や休日の日中は混雑すると思います。休日なら夜間帯、平日に走ると比較的空いていると思います。
車両について
カートは電気で動く完全EV車両です。むろんパワステなんぞついていませんので、一般車両の感覚で乗るとハンドルの重さに驚くと思います(←女性にとっては体力的にしんどいと思う)。走行後は筋肉痛になるレベルです。
カートは最高速度と加速は抑えられています。加速はとても遅く・最高速度も30kmくらいかと思います(エンジンのカートは50kmくらいでてる)。なお、個体差が大きく最高速や加速が明らかに異なります。乗車時に個体を指定できないのでちょっと鬱憤が…
エンジンのカートで走り慣れた人にとっては違和感を感じると思います。しかし、気軽に誰でも走れるサーキット施設という面を鑑みるとこの仕様は正解だと思います。
安全面には非常に配慮されており、だれかがスピンすると黄色旗が振られ、なんとカートの速度が遠隔制御によって抑えられます。スピン車両が回復すると制御が解除される仕組み。
↑ガチレース世界で実装されるFCY(フルコースイエロー)並みの装備です。すごい。
シンゴさんと本気でバトル
さて、初走行です。
シンゴさんの方がいつも速いのですが、今日は負けたくないです。
当日は人数が多く、経験者も初心者もごちゃ混ぜ状態でした(汗)。よってクリアラップはあまりなく、黄色旗が常に振られるような状態でした(汗)。
数週はコースを覚えながら抑えめに走ります。
ほとんどのコーナーはブレーキなしで回れます。加速がとにかく遅いのでなるべく減速せずに車体の向きを変えることを意識していました。
下りのコーナーではリアがけっこう出てくるのでちょっとハンドルを戻しながら(カウンターをあてる感じ)曲がります。エンジンのカートとはちょっと動きが違うので慣れるのにすこし時間がかかりました。
気になるタイムですが、僕のベストラップが33秒台。シンゴさんは32秒台でした。←負けた!悔しい!次こそは!(いや、シンゴさんは以前走ったようなのでズルいですね)。
他、所感
冒頭にも申し上げましたがここはレジャー施設です。タイムを競うガチ勢はちょっと場違いな印象です。そもそも走行中にタイムが分かりませんし、乗場のモニターでタイムをチラ見できる程度(印刷もなし)。
レーシングスーツを持ってこようか悩んだのですが、貸切でない限り持ってこない方が正解。普段着で気軽に走る方が向いています。Myヘルメットを持って行ったのですが、浮いているような印象でした(汗)。
運営を開始して間もないのでオペレーションは不慣れな感じ。こうすればもうちょっと多く走れるのになと思うことは多々あります(前の組が走り終えて全員がカートから降りたら次の組を案内するなど←乗り場は3レーンもあるのにムダ)。まぁ今後改善していくでしょう。
都会にこうしたモータースポーツ施設ができることは素晴らしいことです。気軽にサーキットを走れる貴重な施設だと思います。
こっそり走って練習して、シンゴさんには次こそ勝ちたい!
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管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。