サーキットデビュー後、揃えた方がいい物(車両装備編)

サーキット

前回はレーシングギヤについて揃えた方がいい物を紹介しました。今回は車両装備で揃えた方がいい物について僕なりにまとめています。
相変わらず参考になるか分かりませんが、良ければお付き合いください!

バケットシート

車両装備で一つだけ選ぶとしたら僕はバケットシートを選びます。純正のシートは最近の車であれば大分良くなっていますが、それはあくまでも一般道での話。サーキットでは純正シートでは役不足です。

サーキットでは横Gが容赦なく体にかかるので純正シートでは十分に体を支えられません。バケットシートは体を包み込むように設計されており、後述のハーネスを装着することで体をがっちり固定できます。



体が固定されることでハンドルやアクセル操作などに集中できるため、体への疲労も少なくなります。僕の以前の愛車ロードスターでは、最初はセミバケットシートを装着していました。しかし、セミバケでさえも役不足であることを体験し、バケットシートに交換しています(そのセミバケは助手席に移動)。

現在の愛車M2はもちろんバケットシートに交換しています。一度バケットシートに慣れるとそれ以外のシートは街乗りだけであっても嫌になってしまうのですね。それだけバケットシートが運転に集中できる装備であるかと思います。

なお、国内ではレカロとブリッドが有名どころ。両社のシートを試してきましたが正直に好みの問題かと思います。M2ではブリッドの商品で(当時)車検適合がないため、レカロシートを採用しています。


ハーネス(6点式を強く推奨)

優先順位的に次はハーネスかと。
これはいわゆる6点式(4点式)シートベルトです。6点式は、肩・腰・股をベルトで固定します(4点式は肩・腰)。



バケットシートだけではがっちり体は固定できず、ハーネスを装着することで効果が高まります。ハーネスは可能な限り6点式が望ましいと思います。これは股を固定することで体が徐々にズレてしまうのを防げるからです。

ハーネスも何だかんだいい値段がするので購入をためらうかもしれません。しかし、一度ハーネスを体験するとその安心感からなくてはならない装備品と感じると思います。


タイヤ/ブレーキ

装備とは趣向が異なるかもしれませんが、タイヤとブレーキはサーキット走行に耐えうる物を選びたいですね。

タイヤはグリップ力が高いほどタイム向上に貢献すると思います。いわゆるSタイヤやハイグリップタイヤと呼ばれるものです。



ブレーキですがフェードしにくいスポーツ走行向けのパッドに交換したほうがいいです。ノーマルパッドでは本当に数週しか持ちません…。またパッドのみならずブレーキフルードもスポーツ走行向けのものに交換したほうがいいと思います。


その他装備品や用品

さて、ここまでは僕が考える優先度の高い車両装備についてです。ここからはその他の装備品や用品について簡単に紹介しますね。

・牽引フック(牽引ベルト):万が一の際に車両を牽引するため
・エアゲージ:タイヤの空気圧測定
・車載カメラ:走行の様子を振り返るために
・ラップタイマー:タイムを把握するため
・机/椅子:休憩時間を快適に過ごすため
・テント:真夏の日差し対策や雨天時の備え
・レジャーシート:荷物置き場や雨天時の備え
・工具:何が必要かは人や車によって異なる
・養生テープ:何かと使います



僕はサーキットに行くときはこれだけ(↑)の品を準備して向かいます。
結構な種類がありますのでたまに忘れてしまうことも…そういう時は周りの人に頭を下げてお借りすることもあります(ジュース片手に)。ですが、最近は持ち物リストを用意してそれを見ながら準備しているので忘れることは少ないです。


また、周りの方がどういった物を持ってきているか観察しています。自分にも必要そうだなと思えるものがあれば次回はそれを用意して…という流れ。周りの方の知恵と工夫を目にすると思います。結構面白いですよ!


ということでサーキットデビュー後、用意したほうがよさそうな装備編でした!!




併せて読みたい、サーキット走行 車両装備





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2 Comments
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shin
1 year ago

はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいております。
京都でM2Cの6MTに乗ってます。
M2は18インチ履けるんですね。
コンペは19しか履けないので、羨ましいです。

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