BMW M3(G80)はこう買った(その2 支払編)

我が愛車

ディーラーを後にし、各銀行の仮審査結果を待ちます。

申し込んだいくつかの銀行で仮審査を通過。本審査へ進むことになりました。本審査の結果が出るまでには1週間程度かかるため、その間にBMWローンとの比較検討も進めます。

BMWローンで提示されたのは次の2種類。

  • 通常ローン
  • バリューローン(いわゆる残価設定ローン)

金利はそれぞれ5.9%と4.49%。通常ローンは120回払い(10年)、バリューローンは50回(5年)さらにボーナス加算ありで見積もりを出してもらいました。

私は現金一括派ではない

クルマ購入の話になると「現金一括が一番得」という意見をよく耳にします。

もちろん金利だけを考えればその通りです。

しかし私は昔から、たとえ現金で購入できるだけの預金があったとしても、一括購入はあまり考えていません。

理由はシンプルで、現金一括は手元の資金が一瞬で減ってしまうからです。

しかも多くのクルマは購入した瞬間から価値が下がります。

それならば、ある程度の金利を支払ってでも資金を手元に残し、そのお金を投資や別の用途に活用した方が良いと考えています。

例えば銀行ローンの金利が2.9%だったとして、長期的に年平均4%程度で運用できれば、結果としてローン金利以上のリターンを得られる可能性があります。

もちろん投資に絶対はありませんし、これは人によって考え方が分かれるところでしょう。

ただ私自身は、お金にも働いてもらうという考え方が好きです。なので日常的にも現金は使わずカード決済でポイント還元などを重視しています。

M2も120回払いだった

前車のM2も120回払い(金利は2.9%)で購入しています。毎月の返済額は2万円を切る水準まで抑え、金銀や米国株などの投資へ回していました。

今回のM3購入でも考え方は同じです。
重要なのは総支払額だけではなく、毎月のキャッシュフロー。

住宅ローンもありますし、家族との生活もあります。そのためM3購入では毎月の返済額は3万円以下に抑えたいというのが一つの目標でした。実際には毎月の返済額は2.5万円ほど。

バリューローンという選択肢

ここで悩んだのがバリューローンです。

バリューローンは将来の下取り価格をあらかじめ残価として設定し、その金額を差し引いた部分だけを分割で支払う仕組みです。

そのため毎月の支払額をかなり抑えられます。

一方で注意点もあります。

残価部分にも金利がかかるため、総額で見ると金利負担が大きくなりやすいことです。

また契約満了時には、

  • 車両を返却する
  • 残価を支払って買い取る
  • 新たなローンを組み直す

といった選択肢があります。

車両返却の場合、購入したBMW販売店に売却する流れになりますが、ディーラーの下取り額は期待できません。なので、銀行から資金を借りて残価を一括返済し、自分名義に変更して、その後に買取専門店へ売却することで利益が出るケースもあります。

もちろん相場次第ですが…

結論は銀行ローン

そんなことを考え続けました。

シミュレーションを何度も行い、信頼できる走り仲間のKさんにも相談。

金利、キャッシュフロー、投資効率、将来の売却方法などを総合的に考えた結果、最終的には銀行ローンを利用することに決めました。

ディーラー担当者へ連絡し、その旨を伝えて正式に注文書へサイン。ようやく購入手続きが完了です。

その後は銀行からの融資実行に合わせて頭金の捻出に翻弄します。元々はF80購入で頭金を準備していましたが、それ以上に用意する必要がありました。米国株や金銀などで含み益が出ていたためそれらの一部を売却し現金化。頭金に充当しています。

お金のやりくりは想像以上に大変だった

今振り返ると、この結論にたどり着くまで約1週間。

クルマ選びそのものよりも、お金のやりくりを考えている時間の方が長かった気がします。

数百万円単位のお金が動くため、少しの金利差でも総額は大きく変わります。

だからこそ慎重になるのですが、慎重になればなるほど答えが見えなくなる。

改めて「なるべく損をしない買い方」を考えるのは本当に難しいと感じました。

とはいえ、納得して出した結論です。

あとは納車を待つのみ。

次回は最後、納車編です。

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