M2(F87)のバックランプは昔ながらのハロゲン球です。後期型になって電装系はLEDに変更されたにも拘わらず、後退灯だけなぜかハロゲン。
自宅ガレージには照明があるので特に照度は気にしないのですが、暗い場所で後退するときに「暗いなぁ」と思っていました。というわけでLEDの電球に交換することに。
ネットで電球の適合を調べると「T20」と検索結果が表示されます。が、コレ正確ではありません。「T20ピンチ部違い」が正しい適合です。
超マニアックネタですが、気になる方はぜひ。
電球を外すためにユニットを車体から外します。外し方はネットやM2の説明書に記載ある通りなのでここでは省略。結構簡単に外せます。外すと長年の汚れがこんにちは….
↑こちらがM2から取り外した純正の後退灯です。写真だと分かりにくいですが、ピンチ部(爪)の場所がずれています。イラストにするとこんな感じです↓
世に流通しているT20バックランプはほとんど普通のT20です。ピンチ部違いはウィンカー用の暖色系ばかりです。
試しに普通のT20のバックランプを購入し、M2のソケットに入れてみました。こちらの動画をご覧ください(この記事のためにわざわざ普通のT20を購入しています。アホですね)
このようにM2のソケットにT20を入れると前後に3ミリ程度の遊びが生じます。外れることはないと思いますが、なんとなく不安ですよね。
厄介なことに、T20ピンチ部違いのバックランプ用LEDは市場にほぼありません。ヤフオクで怪しい中華系メーカーから発売されてはいるのですが、どうも中華メーカーの電球は使いたくなくて…
諦めずにひたすら調べることXX日…ついに見つけました!!
POLARG P2370WTという製品です(日星工業株式会社)。この製品はディーラー専売らしく、小売モデルのP2360Wと同等品です(パッケージ違い)。
これ、ピンチ部違いなんです。
ネットで商品写真を見ていて「ん?これピンチ部違いかな?」と思いました。
即購入し、中身を確認するとやはりピンチ部違いです。上の写真のように普通のT20と爪の箇所が異なります。M2のソケットに差し込むとしっかり固定され、遊びもありません(下の動画をご覧ください)。
少し脱線します。M2のバックランプ用ソケットには電線が直付けされていません。どうやって電気をもらっているのでしょう…(構造を見てもわかりませんでした。ご存知の方はこっそり教えてください!)。
ソケットをもとに戻し、ユニットを車体に装着します。後退時の照度ですが、ハロゲンよりも少し明るくなったかな?程度です。ルーメン数が200なので爆光ではない。
さらに明るさを求めるなら1000ルーメン前後のLEDランプが必要かなと思います。が、無いんですよね。T20ピンチ部違いでちゃんとしたメーカーの明るいランプって…
管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。