匠の技で曲がったフレームを直す

ハンドルから手を放すと車体が勝手に左に寄っていく現象に悩んでいました。あまりにもひどく苦痛なのでお店で修理してもらう事に。さて、具合はいかに!?

ロードスターの主治医:ノガミプロジェクトへ

やってきたのは神奈川県の老舗チューナーノガミプロジェクト。関東圏、いやいや全国的に見ても有名なロードスターの専門ショップです。特にNCのチューニングが豊富であり、機能性パーツやエアロなんかも充実しています。


電話で症状を説明して「まずは拝見しましょう」ということに。お店に到着して車体を持ち上げてメカニックがフレームを確認すると…


フレームが押しつぶされている?

フロント左側のロアアームが固定されている箇所ですが、このフレームが押しつぶされていました。社長曰く、ロードスターのこの箇所は柔らかめの素材で出来ており結構な割合で曲がっている個体があるとのこと。「直るので安心してください」と。社長、ステキ!

【フレームが押しつぶされている】

さて、どうやって直すのだろうと疑問に思い作業を見させて頂きました。メカニックが持ってきたのはハンマー。ん?もしや…

フレームをたたいて直す。もはや職人

はい、ハンマーでフレームを叩いて直します。そんなんでフレームが戻るのか疑問でしたが、

「なんということでしょう!」さっきまで曲がっていたフレームがしっかりまっすぐに戻っています。

細かい凹凸はグラインダー(やすり)で削って微調整して頂きました。写真は撮っていないですが、きれいに磨かれいます。もう新品状態です。つぶれてしまったゴムなどは新品パーツに交換して頂き修理作業はあっという間に終了しました。

アライメント調整

修正作業が完了したら簡易的にアライメント調整をして頂きました。社長曰くもう少し落ち着いたら本格的にアライメントすれば完全に元に戻りますよ、とのこと。今回は糸で計っていました。アナログなんですね。

修正の成果はいかに

修正費用ですが作業内容に比べてお手頃価格です。ビンボーサラリーマンでも余裕で払えました。

さて、感想ですが変に曲がっていく感じはなくなりました。道路は本来水平ではなく端っこに向かって斜めになっているため車は少しづつ左に寄ってはいきますがいい感じです!ある程度距離を重ねたら本格的にアライメント調整をしたいと思います。

動画で作業内容を記録していますのでぜひご覧ください↓

【YouTubeが再生されます】
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