ガレージにおススメな設備と失敗した構造

ジャッキアップ ガレージ

僕は自宅にガレージを設けています。いわゆるビルトインガレージで家の中にガレージがあり、玄関とガレージが直結した作りです。これは世の車好きからすると憧れかと思いますし、実際に雨にぬれず行き来できるので快適です。

ビルトインガレージ
我が家のビルトインガレージ



さて、今回は家の引き渡しから2年が経ち、ガレージに設けた設備でおススメ出来る物、逆に後悔(=失敗)している物を紹介します。


なお、私流なので皆様の参考にならないリスクが多分にあります。そのリスクを考慮なさった上で軽い気持ちで読んで頂くとうれしいです。

ガレージにおススメな設備

①電動シャッター
これは必須と言ってよいかと思います。電動でシャッターの開閉が行えます。

ガレージ
電動シャッター


大抵の電動シャッターはリモコン付きなので、車内で開閉できます。商品によってはエンジンONでシャッターが開き、出庫すると自動的にシャッターが閉まる物もあるみたいです。

手動シャッターは確かに値段は安いのですが、都度クルマから降りてシャッターを開閉する必要があります。これは実に面倒です。


②換気扇
意外に盲点ですが、換気扇も必須な設備と考えています。というのもガレージ内でエンジンを始動するためある程度の排気ガスがガレージ内に留まります。

ガレージ換気扇
換気扇

効率的に排気するために換気扇は付けておいた方が良いと思います。また、排気ガス以外にも夏の湿気対策になります。

夏のガレージは酷暑です。まして雨の中を走ったあとにクルマをガレージに入れると車の熱でガレージ内がお風呂のようにモクモクします。いや本当にモクモクするんです…

カビにもつながりますので換気扇はあったほうが良いです。可能であれば吸気の小窓もあればさらに良いと思います。

実は僕は自宅の設計時に換気扇をオーダーするのを忘れており、苦い思いをしました。家の引き渡し後、慌てて換気扇を発注した経験があります。苦い思いとは、雨の日、ガレージ内が湿気でサウナ状態になったことです…

③照明
当たり前ですが、照明は必要です。かといって味気ない蛍光灯はいかがかと(場合によっては蛍光灯が適材な場合もありますが)。

僕の場合、調光機能付きの暖色LEDを2つ設置しました。作業する際は最大の光量にしています。逆にちょっと車を眺めたい時は暗めにしています。

ガレージ照明
調光機能付き照明

で、最近僕が気になるのが間接照明です。これは照明器具を壁内などに隠して光の演出をするもの。しゃれた自動車販売店などの撮影ブースのようにインスタ映え抜群かと思います。

今更なのでリフォームするつもりはないですが、気になります。こだわる方は設計時に是非とも…



④広さ
これは設備ではないですが、クルマに対して余裕を持った広さがよいです。僕はマツダ・ロードスター専用でガレージを決めており、小さいクルマを止めるには十分な広さです。


しかし、M2に対しては結構窮屈でDIY作業をする時に難儀する場合があります。特に重要なのは横幅だと思います。現状はM2のドアを全開にはできずいわゆる半開きの状態でドアを壁にぶつけないよう、慎重に開閉し乗り降りしています。

ガレージ広さ
助手席側は壁ギリギリ
ガレージ広さ
運転席側は幅50センチほど(結構狭い)
ガレージツール
ガレージの隅にツールを置いている
ガレージツール
大抵の作業は賄えるツール類



クルマの大きさに対して有効幅で左右それぞれ1メートルづつは幅があると良いです。DIY作業などがはかどります。

参考として車体幅を2メートルとすると左右それぞれ1メートルなので幅が3.5~4メートルほどあれば充分満足いくと思います。


後悔・失敗した構造

お次は失敗談です。

①土間コンクリートの仕上げ方法
ガレージの床はコンクリート仕上げ又はタイル仕上げが一般的です。僕は予算の都合で安価な土間コンクリートを選択しました。

コンクリートで全然問題ないのですが、失敗したのがコンクリートの仕上げ方法です。

コンクリートの仕上げ方法は大きく2種類あり、「ザラザラ」か「ツルツル」。ザラザラはコンクリートが乾く前に大きなブラシで表面をなぞります。これにより排水性は向上します。

ガレージコンクリート
コンクリート表面:ザラザラ


僕は何も考えずに「ザラザラ」を選択しました。

これが大きな失敗でした。ザラザラって、結構痛いんです。僕はDIY作業することがあり、寝そべったり、床に物を置いたりする動作があります。この動作をする時にザラザラが…痛い。例えると番手の荒いヤスリの上に寝そべっている感じです。

室内ガレージの場合は排水性はあまり重要ではないと思います。よって「ツルツル」仕上げにすべきでした。これには結構悩んでおり、住宅建設会社と改善に向けて検討中です。


②気密性
気密性なんてほとんどの方は気にしないかと思います。しかし、住居で考えると気密性って気になりますよね。一般的には外気を遮断する、といった事です。

シャッター隙間
隙間風が入ってくる 

実はガレージにも重要だと最近感じています。と言うのも「ホコリ」の問題
シャッターを閉じていてもその隙間から風が入り込んできます

私のM2は黒色のためホコリが目立ちやすいです。

ガレージ埃
うっすら白いのが埃:目立つ


一週間程度ガレージにクルマを入れておくと結構ホコリがたまります。特に乾燥する冬場はホコリが貯まりやすい気がします。

これには頭を悩ませておりシャッターの隙間をどうやって埋めるか見当つかずな状態。ホームセンターで売られている隙間スポンジを試しましたが上手に隙間を埋められません。


もし何かしらの対策を実際に行っている方は教えて欲しいです。ぜひコメント欄にお願いします



という訳でガレージにおススメな設備と失敗談でした。参考になれば…



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