気づけば前回の車検から2年。
前回は2年点検だけオートバックス東雲店にお願いし、車検自体は自分で陸運局に持ち込むスタイルでしたが――
今回は、最初から最後までオートバックス東雲店に丸投げプランでいくことにしました。
理由はシンプル。平日に陸運局へ行く時間がなかった。
ディーラー車検じゃなきゃダメ説は、本当?
「輸入車はディーラーで車検しないとダメ」と、ネットにありますよね。
でも、自動車業界で働く私から言わせてもらえば、そんなの都市伝説です(ただし一部の限られた車種を除く)。
検査基準は全国統一ですし、基本的に問題ない状態であれば、
どこで車検を受けても車検は車検です。
ディーラーじゃないと…なんてことは、まずありません。
(あ、もちろん全ての店舗の技術レベルが同じとは言いませんが!)
ノーマルは正義(車検的に)
さて、我がM2はほぼフルノーマル。
車高もマフラーも純正なので、
「ノーマル戻し」という、あの面倒な儀式は一切ナシ(ロードスター時代はありましたが…)。
唯一のカスタムといえば、RECAROのバケットシートくらい。
これも“バックシェルにシートを貼らないとダメ説”がありますが、
FRP丸出しのままでも問題なく通ります。
東雲へ、いざ入庫!
というわけで、朝9時にオートバックス東雲店へ入庫。
すぐにピットで作業が始まり、
「昼過ぎには終わりますよー」とのこと。
そのあとは、近くの商業施設で妻と娘の買い物を満喫(本当は女の買い物に付き合いたくはないのです)。
13時に「終わりましたー」と連絡が来たものの、そのあと3時間くらい遊んでたのは内緒です(←おい)
車検の結果は?
引き取りに戻り、スタッフさんから説明を受けます。
改善必須事項:なし!
うむ、よくできました。
で、推奨事項(=ちょっと気になるよ)はこちら

- フロントガラス飛び石 → 想定内。先導車からの愛のこもったプレゼント
- 左前タイヤに釘 → 想定外。漏れなしでセーフ
- ブローバイホース滲み → 想定内。あとで掃除します
- バルブキャップ欠落 → 想定外。どこいったのよ
特にタイヤの釘は焦りました。
パンクしてたら……日光の山奥で泣いた数年前の記憶がフラッシュバックしていたところです。
気になるお値段は?
さて、気になる総額はこちら:
- 車検基本工賃 29,870円(値引き済)
- 車検ライン検査料 14,300円
- 自賠責保険 17,650円
- 重量税 32,800円
- 法定手数料 1,600円
合計:96,220円!
税金だけで1/3近くが飛ぶという“納税イベント”感満載の車検ですが、
これが国のために使われると信じて(信じたい)、静かに財布を閉じました…。
日頃の整備が車検をラクにする
普段からこまめにオイル交換やブレーキメンテをしているので、
今回も車検だからといって特別な整備はゼロ。
これからも「壊す前に直す」精神で、
M2とのカーライフを楽しみ続けます。
というわけで、
走行距離8.9万キロ、2018年式の我がM2はまだまだ現役!
次の車検までにどこまで走れるか…
いや、その前に次の愛車をどうするか問題も…(以下略)
今後も、誰かの参考になればと、
こうしたリアルな車検レポートも残していきたいと思います。

管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。