走行モードで走りはこう変わる

我が愛車

BMW M2(F87)には走行モードの切り替えが行えます。
大きくはコンフォートとスポーツの2種類です。

それぞれ何が違うのかオーナー目線で解説します。なお、僕は鈍感選手権日本代表になれるくらいな感性なのでここに記載する内容はあくまでも個人目線であることをご了承ください(汗)

コンフォート

走行モード切替

コンフォートモードは、その名の通り音も走りも快適重視になります。マフラーの排気音ですが音量は抑えられ、車内にいるとあまりマフラー音は気になりません。

アクセル開度はまろやかであり、これがMモデルなのか?と思うほど加速は鈍くなります。

DCTミッションの変速も早めにシフトアップをして燃費重視の走りになります。また、変速時のショックは皆無です。


街中を走る分にはコンフォートで充分かと思います。

まとめ:
■コンフォートモード

・排気音:静か
・加速:まろやか
・シフト:早め

スポーツモード

スポーツモードに入れるとM2本来の性格となります。


排気音はスポーツモードにすると音圧と音量が上がります。純正マフラーなので法外な音にはなりませんが、やる気にさせてくれる音です。

スポーツモードにするとシフトダウン時のバブリング音も大きくなります。この音が好きなんですよね。

直6エンジンのN55が奏でる音は重低音がとても美しい。いつまでも聞いていたくなります。




アクセルレスポンスについてもスポーツモードでは変化します。コンフォートモードではアクセルONに対して、少し遅れて加速します。スポーツモードではアクセルとスロットルがリニアに反応してくれます。

ブレーキペダル
スポーツモードではアクセルの付きが良くなる


同時に加速も早くなります。体感的にはスポーツモードはコンフォートの1.5倍の加速。もちろん計測はしていないので感覚値ですが、それくらいの違いがあります。


ステアリングの重さも変わります。
コンフォートモードではちょっと軽いかな?(国産車に比べると重い)程度ですが、スポーツモードに切り替えると瞬時にステアリングが重くなります。僕はステアリングは重めが好みなので、M2ステアリングの反応は素晴らしいと思います。




最後に変速スピードです。
コンフォートモードでは変速スピードは遅く感じます。パドルでシフトを上げ下げ指示をしても実際に代わるまでに結構時間差があります(特にシフトダウンは遅い)。



一方、スポーツモードでは電光石火のごとくパスンパスンと変速します。シフトダウンはエンジン回転数が2000回転以上では、パドルを押した瞬間に変速します。

この変速スピードはマニュアルでは(素人は)到底難しく、DCTミッションの素晴らしさを感じる瞬間です。

スポーツ+モード

実はスポーツモードの上に、スポーツ+(プラス)というモードもあります。
僕はこのモードを試したことがあまりないのですが、どうやら電子制御の介入が遅くなったり、シフトの変速がより早くなったりするそうです。

これはサーキットで試してみたいですね。



実際には変化ないのだが変わってる感じがするもの

さて、ここまでは走行モードで変化する内容でした。
M2ではサスペンションの硬さは走行モードで変更されません。

しかし人間の感覚とはいい加減なもので、スポーツモードに設定すると車体の剛性が上がった感じがします。シャキッとするというか、僕の語彙力がなく上手に伝えられないのですが、何かが違う。


この辺りはプロのレーシングドライバーなら分かるのでしょうか。

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