【子供がいるのにどうやってM2を買えたのですか】妻への説得は理論より共感か?

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24.01.22.追記:ものすごいアクセス数です。ありがとうございます。みなさん気になりますよね…

飲みの場で「Yujiさんには小さい子供がいるのに、どうやってM2に乗り換えることが出来たんですか?」と聞かれました。

この質問をいただくことが増えてきました。過去に記事で取り上げていますが、改めてまとめたいと思います。

ロードスターから乗り換えを決意した理由

M2の前はマツダ・ロードスターに乗っていました。これは学生時代に購入して社会人になり結婚し、子供が生まれてからも乗っていました。

当時は子供が生まれてもファミリーカーに乗り換えようとは考えておらず、もう少しロードスターに乗りたいと思っていました。

以前の愛車:ロードスター



しかし!

やはり家族がいるのにロードスターに乗るというのは後ろ髪を引かれるものです。私がロードスターに乗るときは妻と娘は家で留守番をしている必要があり、家族で車に乗るにはレンタカーを借りていました。

このレンタカーが不便なんですよね。家から少し離れた事務所に返却しないといけないガソリンも入れなくてはいけない…など。借りるたびにストレスが溜まっていました。

ある時「流石にこれはまずいぞ。家族も乗れる車に買い替えたい」と気持ちが変わっていきました。

M2購入の第一歩

実はロードスターに乗っているときも「もしファミリーカーを買うならどんな車がいいか」と妻と話していました。

私が車に求めることは「安全性・スポーツ性」。何よりも重視したのは安全性です。万が一の際に、家族を守ってくれる強いボディー構造をもった車がいいと思っています。また、スポーツカーが好きなので走りの楽しいスポーツ性も兼ね備えた車に乗り換えたいと考えました。

妻としては「荷物が詰めること・軽自動車(ミニバン含む)以外でカッコイイ車」と考えていたようです。妻は私の趣味を大いに理解してくれており、スポーツ性の高いクルマが好きなことは把握しています。


こんな話をM2に乗り換える2年位前(2020年くらいから話を始め、2022年にM2を購入)にしています。今から思うと妻とのこの会話が第一歩だったと思っています。

買い替えに向けて動き始める

さて、ここから動きが始まります。むろん、いきなり「これに買い替えたい」と言っても反対されるに決まっています。なので、買い替えにあたりこんなことを意識していました。

・不満の共感
・意識の誘導



まず、不満の共感です。
家族で旅行に行くたびにレンタカーを借りる手間がいかに不便かを妻と共有しました。またレンタカーを借りると何だかんだ一回当たり2万円くらいレンタル費用がかかり、買い替えるのとそんなにコストは変わらないのでは?と費用面でも妻と話していました。

なお、実際にレンタカーを毎月借りるのと買い替えるのとでどれくらい費用が違うかを資料を作って妻に見せていました(←小細工しないでまじめに作ったw)。

国産車・輸入車を何度も借りたな
911
911も借りた




次に、意識の誘導です。
国産車と輸入車をあえて両方借りて、その走りや安全性の違いについて体感してもらいました。

車の安全性を重視して意識を買い替えに向かわせました。


この安全性ですが、運転中に「国産車はボディーがペラペラだから高速道路を運転していて怖いなぁ」と不安をあおっていました(←今思うと強引だったな)。一方、輸入車に乗ったときは「やはりドイツ車(BMWを借りた)はしっかり作ってあるから安心して乗れる」など。


なお、子供が生まれる前と生まれた後で、国産車と外車を借りてドライブしています。
妻も子供の有無で感情が変わります。実際に子供が生まれた後では子供最優先になるため「安全性」というキーワードが刺さったようです(子供が生まれる前は安全性には食いつかなかった)。


Mモデルに絞り込む

このようなやり取りを時間をかけてこなしていき2022年の2月ごろ、買い替えの話が具体的に動きました。本当はポルシェの911を買おうと考えていました。ところが実際に911を借りて運転すると後席が狭く、妻が座れないことが分かります。

というわけで「後席も広く・スポーツ走行もこなせる」クルマとしてBMWのMモデルに白羽屋の矢が。M2、M3、M4(いずれもF型)に絞り込みます。当然ながら妻にプレゼン資料を作ります。

レンタカーを借り続ける費用と購入する費用がそこまで変わらないこと、Mモデルの違い、安全性、リセールなどなど…


あるお店でM4を見積もりに行き購入直前まで行きましたが、妻の気持ちの整理が追い付かず断念。私も焦り気味だったかもしれません。

ついにM2を購入した

Mモデルへの買い替えを逃して半年たった2022年夏の夜、寝る前。
横になりながらカーセンサーを見ていました。するとビビっとくる個体に目が止まります。



M2はノーマル車両が多いのですが、それは車高調やエアロなど、有名メーカーの社外パーツをセンス良く装着していました。

瞬間的に「多分、これ買うわ」と悟りました。そして、妻にスマホを見せて「オレ、これ買いたい。明日車屋さんに電話して在庫があるなら商談に行きたい。一緒に来てほしい」と言いました。

妻はすこし黙って考え「分かった」と。

スクショ。ビビッと来た




翌日、店の開店時間ちょうどに電話を入れてお店へ行きました。妻は最後まで悩んでいましたが最後は勢いに負けたようです。

Yuji
Yuji

最後はちょっと強引に買ってしま妻には申し訳なかったな…。
納車後は(乗降り以外)受入れてくれたのでヨシとしよう!




おっと、かなり長文になってしまいました。
要約すると、

・レンタカーを借りる不満の共有
・次期愛車の理想像を妻と共感する
・実際に欲しい車を妻に理解してもらう


かと思います。M2を買う前には個人シェアリングでM2や4シリーズを借りたり、あえてペラペラな国産車(名前は伏せます)をレンタルしています。ここまでやって、やっとの思いでM2を購入することが出来ました。



ちなみに、冒頭で私に質問してきた方は某国産の有名大型SUVに乗り換えたいらしいです(今は某国産のペラペラsuvに乗っている)。しかし、妻に反対されて困っているよう。

安全性を意識したというキーワードが本人にも刺さったようで「たしかに安全性は大事ですね。妻の気持ちを考えず、自分の欲しか考えていなかった」と思い更けていました。

良い報告待ってますよ!


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