kw車高調をOHしている間、純正サスペンションを装着することに。
50万円するkwと量産型の純正サスペンションの違いはどうでしょうか。
注釈:純正サスペンションにH&Rのダウンスプリングが装着されています
低速域(40km以下)
Studie東京の店舗から幹線道路に出るため、ちょっとハンドルを切ったとき「ん?なんかハンドルが重いぞ」と思いました。
サスペンションでハンドルの重さが変わるのか、疎い私には分かりませんが確かに違いを感じます。ちなみに、タイヤサイズ・銘柄・空気圧はkwも純正サス装着時と同じです。
街中を走ります。
以前、純正サスペンション装着車両に乗った際は「低速域はちょっと下からの突き上げが強く感じる」と思いました。
今回もそれと同様の感想です。
路面状況が悪い箇所はkwよりも突き上げが強いと思います(まぁkwは減衰を変更できるのでなんとも言えませんがね)。
純正サスペンションは路面の凹凸をダイレクトに拾う印象です。ハンドルやシート(バケットシートに交換)から伝わる振動がkwとは異なります。
これらは決してネガティブ的な振動ではなくて味付けの好みな感じ。
中速域(60km前後)
一般道の制限速度である時速60kmではどうでしょうか。
この速度で走る道はそこそこフラットな道が多いですね。路面がガタガタな区間は少ないです。
こういった路面状況では軽快そのもの。
わたしのセンサーではkwとの違いを感じられません。ハンドルが重くなった気がするのでむしろ好み。
減速時の姿勢ですが、ノーズダイブすることなくきれいな姿勢で止まります(止まる直前にあえて強めに踏むと少し前のめりになる程度)。
この姿勢は運転しやすいです。目線の変化が少ないですからね。以前の愛車であるマツダ・ロードスターは柔らかい足でしたのでロール量は大きかったです。
これ純正サスペンションでも全然いいじゃん!と心で思っていました。
話がそれますが、車高は↑こんな感じです。
前後とも指2本くらいでしょうか。kwでは指0.5本くらいの隙間でしたので段差で擦ることがおおかったです。
指2本あれば段差はあまり気を使いません。車高は低い方がカッコいいのですが、やはり適度な高さも必要ですね。
高速道路(1xxkm前後)
高速道路も試しに走りました。首都高から東北自動車道を試走しています。
首都高は設計・製造が古いので路面のつなぎ目が多かったり、アスファルトが劣化していたり、テストするには天国のような場所です。
カーブの途中に金属製のつなぎ目がフツーに設置されていたり、雨天時はひやひやしますからね。
さて、首都高を走った感じ。もうkwとの違いが分かりません。さすが鈍感選手権日本代表のわたし!(←良いのか?)。
本当に気持ちよく走れます。下手に高価な車高調を入れて、減衰や車高を弄らないのなら、純正サスペンションにダウンサスで充分だと思います。
東北道を時速1xxkmで走ります。もう文句のつけようがありません。
東北道は直線が多いので何とも言い難いですが、車線変更する時や料金所で加減速するときなど「いい脚だな~」と思っていました。
さすがBMW Mモデルのサスペンション!凄いぞ!
妻の感想
大事なのは妻の感想です。
しばらく走らせて妻に「そういえば、サスペンションを変えてるんだけど分かる?」と聞きました。
第一声は「え?分かんない」。そして「ちょっと待って。またパーツ買ったの?」と。
すぐに「ちゃうちゃう。今修理に出していて、純正の代替品を装着してるのよ」と必死に弁明しました汗…
そのあと妻は冷静に違いを感じようとしたらしいですが、結局違いは分からなかったらしい(妻は後席に乗車)。
最後に。
スポーツカーなどを購入すると車高を下げたくなる気持ち、よく分かります。
ショップのサイトを見ると大抵車高調を紹介していますよね。そして、みんカラで検索すると先人が紹介していますよね。
すると自分も欲しくなり20~50万円くらいの車高調がだんだん安く感じ購入…という流れでしょうか。
しかし、ちょっと待て、と言いたい。
今どきの車は純正サスペンションでもしっかりしています。例えば、ロードスターはビルシュタインだったり、GR86はザックスを選択出来たり….
むろん、量産型なので特定の性能に長けているわけではないです。しかし、純正もすぐれています。
もし、車高調導入の目的が「車高を下げるため」だけならやめた方がいいです。ダウンサスでOKですよ。
実は以前の愛車ロードスターでは長い間、純正サスペンションを装着していました。純正サスペンションで充分だったからです。
車高調はOHをしなくてはいけないので長い目で見て購入を判断された方がいいかと思いますよ!
さてさて、街中では好印象ですが、ワインディングやサーキットではどうでしょうか。機会を作り走りたいですね。
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管理人のYujiです。
BMWのM2に乗っています。休日のサーキット、早朝の峠、深夜の首都高で走らせています。